先日、渋谷でちょっと変わった建物を見てきました。
普段なら入れないのですが、その日はイベントがあり申込みをした人のみ入ることができます。
そんなわけで、詳しい場所と建物の名前は言えません。ごめんなさい。
地図をプリントアウトして向かったのですが、迷いました。
でも、1本道を間違えてさらに少し通りすぎていたので、逆にそれが幸いしました。
「ここら辺りだと思うんだけど・・・」と見渡したらビルとビルの間からその建物は見えたのです。
微かな情報は「ピンクのビル。」
想像していたピンクではありませんでしたが、
でも、ビルとビルの間で、そのピンクは確かに主張していました。だから、辿りつけました。
ピンクといっても、彩度と明度が低い落ち着いたピンクでした。
やっと、ビルに辿り着いたけど、入口がほんとにここでいいの?とまた迷う。
初めてそこへ行った人で、迷わなかった人はいないようです。
会場に着くとそこは不思議な空間。
建物の中なんだけど、外にいるような。
外にいるようなんだけど、すごく落ち着く雰囲気の部屋。
ふんだんに使われた木材の色と、そこから見える空の色が見事なハーモニーでした。
自分はゆったり落ち着いていて、上(空)を見上げると空想の動物が空を飛んでるように思えてしまう不思議さ。
そんな建物。
「ピンクのビル」って、どうなの?と行く前は思ってました。
周りのビルと馴染まず、騒色じゃないの?と思ってました。
しかし、ビルに大きな看板や目立つ装飾がなく、周りの建物に埋もれてしまいそうな8階建て。
ピンクだけど、落ち着いた色合いのピンク。
確かに「ピンクのビル」は目印になりました。