2012年10月20日
静塗協三島支部 研修旅行
10月14,15日に、静塗協三島支部で福島方面に研修旅行に行ってきました。
支部で募った義援金を届けにいわき市役所へ行きましたが、市役所ですらエントランスの階段がひび割れて傾いたまま手がつけられていません。
小名浜の海沿いの集落は津波で壊滅状態で、そこにある食事処「まるかつ」の店主さんに当日の話を聞くことができました。
「津波は以前から何度も経験しているし、今回もそんなに大きな津波なんてこないだろうと思っていた。外で津波の写真を撮っていたら、あっという間に水嵩が増し、濡れながら必死に岩にしがみついて助かった。波が押し寄せてくるというより、どこからか湧いてくるような感じであっという間に周りが水に浸かってしまった。みんな大丈夫だろう、と甘く考えていた事が今となってはとても悔やまれる」
この食事処は奇跡的に無事で、今でも営業していますが、その手前の集落はほとんど建物が残っていません。
静岡県は東海地震がいつきてもおかしくないと言われながら、既に半世紀近くになります。
東海地震が起きないに越したことはない、でも、いつか必ず起きます。
東海大地震が起きないことに慣れてしまっているかもしれない、もう一度しっかりとした心構えをもたなければと思いました。
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