2012年5月21日
下地処理
現在塗装工事中のO様邸、玄関の屋根が金属のものです。
古い塗膜があちこちポロポロと剥げてしまっています。
この原因は下地が亜鉛鉄板の為です。
亜鉛鉄板というのは、錆の発生に対しては大変優れているのですが、塗料が密着しにくいという性質もあり、下地処理をしっかりしないと短い期間に剥げてしまう可能性があります。
通常の鉄板でしたら、旧塗膜で活膜(錆がなくしっかりしている塗膜)は残したまま塗替を行いますが、今回の場合、現状で残っている旧塗膜の上に塗装を行うと、いずれ剥げてしまう可能性がとても大きいです。
旧塗膜を軟らかくし、下地から浮かせて剥がしやすくしてくれます。
下地の亜鉛鉄板面を出したら、あとは2液エポキシ樹脂錆止めを塗装してから上塗りすれば、密着力も防錆力もバッチリです。
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